母の病気

私の母親は、大正生まれですが、若い頃からとても気にしていたことがあります。
それは、下肢静脈瘤です。
足の膝から下部分の裏側部分がポコポコっとふくれていて、母はとても気にしていました。
大正生まれですから、若い頃は着物の生活だったようですが、だんだんと世の中の流れが洋服になり、スカートを履くようになって静脈瘤が目立つようになったのでとてもいやだったようです。
母は、とてもおしゃれな人で、化粧品にも気を使っていました。
そんな母ですから下肢静脈瘤は本当に気になっていたと思います。
また、その静脈瘤のせいですぐ足が疲れると言っていましたがその医学的真偽は私には分かりません。
最近になって静脈瘤は手術で治るとの新聞記事を見ました。
いつ頃から、手術で直るようになったのか分かりませんが、もっと母が若い頃そんな手術ができていれば良かったのに、と思います。
年取ってくると、母は、スラックス派になって出かけるときにはスラックスをはいていました。
足を隠せるのでそのスタイルが気に入ったようでした。

下肢静脈瘤の症状と治療

下肢静脈瘤とは血管疾患の一つで、血液のうったいによって下肢の静脈がこぶのように膨れてしまう症状がみられ、妊娠や立ち仕事、加齢などが要因になると言われています。
軽度で自覚症状がない場合も多く、潜在患者を含めると女性の4割以上にその傾向が見られるというデータもあるほど発生頻度の高い疾患であるといえます。
主症状としては、あしの疲れやすさ、だるさ、足のつり、浮腫、こむら返り等があります。
拡張してしまった静脈が蛇行した状態で晴れる事も多く、症状の辛さよりも美容面を気にする患者さんも多いようです。
重症例では腫れた部分が痛みを伴ったり、皮膚炎や潰瘍を形成するケースもあります。
下肢静脈瘤の治療方法は、弾性ストッキングで血液のうったいの改善を図ったり、薬剤の注射や手術で伏在静脈の逆流を防いだり、内視鏡やレーザーを使用した治療法もあります。
普段の生活の中では、長時間の立ち姿勢を避けたり、休息時には足を高くする姿勢を取るなどの対策が推奨されています。